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高槻の生協コミュニティルームで、レンゲ米栽培の観測報告会が行われました。報告会は、近隣の慣行栽培田と比較できる好条件下で観測できたレンゲ米栽培の知見を共有し、来年に活かすことを目的としていました。 生育過程で何度か不安な場面があり、それらを整理・分析しました。観測は1作目ですが、温暖化による猛暑日増加で米作りが難しくなる中、レンゲ米栽培は有望な対策となる可能性が示唆されました。ただし、レンゲ米栽培は単にレンゲの種を蒔けば良いわけではなく、事前の土作りが重要で、怠ると逆効果になることにも言及されました。 報告会では、稲の生育状況、中干しの意義、猛暑日対策、レンゲ栽培時の注意点など、多岐にわたるテーマが議論されました。
カテゴリー : 勉強会・講演
高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました
京葱SAMURAI株式会社さんで秀品率の向上の為に意識すべきことの話をしました
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京葱SAMURAI株式会社の勉強会で、秀品率向上のための講義を行いました。近年、菌根菌研究の進展により、殺菌剤の使用が虫の食害を増やし、結果的に病気の感染リスクを高める可能性が示唆されています。講義では、殺菌剤を極力使わない方法や、使用せざるを得ない場合の作物ケア、ヨトウ虫対策における殺菌剤の影響について解説しました。具体的には、殺菌剤が土壌の菌類生態系を乱し、植物の抵抗力を弱めることで害虫の増加につながる可能性、そして害虫による傷口から病原菌が侵入しやすくなる悪循環について説明しました。ヨトウ虫対策においても、殺菌剤の影響に着目することで新たな解決策が見つかる可能性を示唆しました。この講義が、生産者の秀品率向上に貢献することを願っています。
高槻の原生協コミュニティルームで緑肥の話をしました
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大阪府高槻市の生協コミュニティルームで、塩類集積によるハウス土壌劣化への対策として緑肥の講演が行われた。発起人は引き継いだハウスの土壌改善に悩んでおり、緑肥の選定方法などの知見を求めていた。農業における人手不足と土壌劣化は深刻な問題であり、耕作放棄地の増加も懸念される。少ない費用と労力で土壌環境を改善する手段として緑肥は有効であり、講演はハウス栽培の改善に繋がる事が期待される。講演者は京都農販のブログで緑肥に関する記事を執筆しており、ハウス内の塩類集積対策等について発信している。マルチムギの土壌改善効果や緑肥に関する書籍の情報も紹介されている。
長崎地区青年農業者連絡協議会で土壌分析の活用の話をしました
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長崎県県央振興局の依頼で、長崎地区青年農業者連絡協議会にて土壌分析活用の講演を行いました。長崎は島原の良質な土壌と、南部の栽培困難な土壌が混在する地域で、島原の赤土を客土として活用するなど、地形に合わせた栽培が盛んです。活発な情報交換が行われるこの地域で、土壌分析の知見を共有しました。長崎の農家は土壌と向き合い、地域により土壌の状態は向上している所とそうでない所の二極化が見られます。講演内容は「京都農販日誌」にも掲載されています。我々の知見が長崎の農業、特に秀品率向上に貢献できることを願っています。
アグリガーデンスクール&アカデミーさんで土壌インベントリーの活用の話をしました
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旧福岡県立朝倉農業高等学校内に設立されたアグリガーデンスクール&アカデミーで、日本土壌インベントリーの活用法に関する基調講演を行いました。土壌の三相分布や肥料の話に加え、土壌インベントリーと地質図を活用した圃場特性の把握方法を紹介。土壌インベントリーは、新規就農地の選定だけでなく、視察先圃場の土壌特性を理解し、栽培技術の評価に活用できるツールです。土壌に助けられた栽培なのか、技術によるものなのかを見極めるのに役立ちます。講演では、土壌インベントリーを活用することで、受講生の今後の栽培技術向上に繋がるよう解説しました。
JA京都やましろで肥料の話をしました
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JA京都やましろの組合員向けに肥料の講演を行いました。砂質土壌が多い同地域の特徴を踏まえ、腐植の重要性を強調しました。JA京都やましろのウェブサイトによると、講演の様子が写真で掲載されています。京都農販日誌の記事によれば、この講演会で腐植を意識した土壌管理の重要性について詳しく解説したとのことです。砂質土壌は保水性や保肥力が低いため、腐植を増やすことで土壌環境を改善し、作物の生育を促進することが期待されます。
ことねぎ会で農薬使用の注意点と冬のネギの秀品率の向上の話をしました
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ことねぎ会で、農薬の注意点とネギの秀品率向上について講演しました。講演内容は、殺菌剤や土壌消毒への過度な期待が、適切な予防措置の遅れや、農薬の過剰使用につながるという問題提起でした。過度な期待は、効果がない場合の誤った判断(耐性獲得など)を招き、他の有効な対処法を見逃す原因となります。結果として、農薬の無駄遣い、経営上の損失、そして栽培者の努力に見合わない結果につながります。講演では、農薬への依存度を下げ、予防に重点を置くことで、秀品率向上と収入増加を両立できることを強調しました。また、株間を広げることで、秀品率向上、病気発生率減少、農薬使用量減少を実現した事例も紹介しました。
JAからつのうまかねぎ部会全体会議で肥料の話をしました
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JAからつのうまかねぎ部会全体会議にて、基肥についての講演が行われました。唐津地域の砂質土壌は腐植が効きにくいため、秀品率向上が課題となっています。講演では、各地の視察で得た知見に基づき、砂質土壌でも効果的な施肥方法が提案されました。講演者は、この提案がうまかねぎの秀品率向上に繋がることを期待しています。より詳しい内容は「JAからつのうまかねぎ深い全体会議で肥料の話をさせて頂きました - 京都農販日誌」で確認できます。
小滝の夜学で美味しい米の話をしました
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長野県栄村小滝集落の夜学で、小滝米の美味しさについて話しました。美味しさの決定的な要因を特定するのは難しいので、美味しさに関わる環境条件を整理し、報告する形式をとりました。具体的には、小滝の土壌、気候、水、そして栽培方法など、米作りを取り巻く環境を分析しました。これらの要素が、小滝米の美味しさを生み出していると考えられます。さらに、品質向上のためのポイントも提示し、今後の米作りに役立つ情報を共有しました。より詳しい内容は、京都農販日誌の記事をご覧ください。
こと京都株式会社さんで病気の話をしました
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こと京都株式会社の社内研修で、病気についての講演を行いました。農薬の作用メカニズムや、病気の感染経路、早期発見の重要性などを説明しました。参加者には、病気が発生した畑の次作について考えてもらう機会を設け、施肥設計の重要性を共有しました。講演内容は、殺菌剤の誤解されがちな作用、病気予防の重要性、そして発生後の対策に重点を置いています。京都農販の木村氏も葉枯病への対策について補足説明を行いました。詳細な内容は京都農販日誌に掲載されています。また、関連として酸素供給剤の可能性や京都市内の出来事に関する記事も紹介されています。
JA筑前あさくらで肥料の話をしました
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福岡県のJA筑前あさくらの組合員と唐津の農業関係者に向けて、肥料に関する勉強会の内容を発表しました。発表内容は、各地で研鑽を積んだ土壌と肥料に関する知見に基づいています。この知見が筑前地域の農業発展に貢献することを願っています。 詳細は「JA筑前あさくら様で肥料の話をさせて頂きました - 京都農販日誌」をご覧ください。
JAからつで肥料の話をしました
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京都農販は、佐賀県JAからつの組合員との会合で、肥料に関する講演を行いました。普段の勉強会で得た知識や、各地で培った土壌と肥料に関する知見を共有し、唐津の農業発展に貢献することを目指しました。講演内容は、京都農販日誌に掲載されています。写真には、講演の様子とJAからつの建物が写っています。
JA兵庫六甲の農業青年会議阪神支部の研修会で肥料の話をしました
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JA兵庫六甲の農業青年会議阪神支部研修会で肥料の講演を行いました。参加者は果菜農家が多く、品質管理のための追肥に重点を置いていましたが、私は土壌の状態改善の重要性を強調しました。追肥で品質を上げるには、まず土壌を見直し、栽培を楽にすることが不可欠です。参加者のヒントになれば幸いです。詳細は京都農販日誌で紹介しています。
JA愛知北の青年部会で肥料や緑肥の話をしました
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JA愛知北の青年部会研修会で、肥料と緑肥に関する講演を行いました。参加者には緑肥を活用している方が多く、エンバクの効果やソルゴーの刈り取り時期など、具体的な問題や改善策についての議論が活発に行われました。講演はブログ読者からの依頼がきっかけで実現しました。参加者からは、エンバクの効果が期待通りではなかったという声や、ソルゴーの最適な刈り取り時期に関する質問など、実践的な内容が多く寄せられました。これに対し、より効果的な緑肥の活用方法や工夫について説明しました。過去にはマルチムギの土壌改良効果や、JA愛知北青年部会での肥料に関する講演についてもブログで紹介しています。
こと京都株式会社さんで土壌分析の活用の話をしました
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こと京都株式会社の社内研修で土壌分析の活用法について講演しました。土壌分析は、不足養分の補充ではなく、栽培適性の確認ツールとして有効です。分析結果で突出する要素があれば、それを無理に補うより低減させる方が、後の栽培が容易になります。京都農販の木村さんの土壌分析結果を例に、問題発生予測についても解説しました。土壌分析を栽培しやすい土壌づくりの指標として活用することで、より効率的な農業が可能になります。詳しくは京都農販日誌をご覧ください。
広島の倉橋島のトマトのグループの方向けに肥料の話をしました
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広島県呉市倉橋島で、お宝トマト生産者グループ向けに肥料の講演を行いました。倉橋島は花崗岩で構成され、真砂土が広がるため水や肥料が流れやすい土壌です。このため、基肥設計の際に土壌特性を考慮する必要があります。花崗岩質土壌の特徴を理解し、適切な肥料設計を行うことで、トマト栽培の成功に繋げることができます。講演では、これらの点に重点を置いて説明しました。関連情報として、花崗岩や真砂土に関する記事へのリンクも紹介されています。
こと日本株式会社さんで肥料についての話をしました
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こと日本株式会社の社内研修で肥料の解説を行いました。主な内容は肥料成分の効き方と残留性の予測、そして成分名からの推測方法です。特に窒素肥料において、尿素は速効性を持つため即効性を求める際に有効です。これは尿素が土壌中の酵素「ウレアーゼ」によってアンモニアに分解され、植物に吸収されるためです。一方で、酸の強さも肥料の効果に影響します。強酸由来の成分は土壌pHを低下させる可能性があり、弱酸由来の成分は穏やかな作用を示します。これらの知識を活用することで、肥料成分表から適切な肥料選択が可能になります。
つくばのHATAKEカンパニーさんで黒ボク土での栽培についての話をしました
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つくばのHATAKEカンパニーで、圃場巡回と黒ボク土での施肥設計についての講演を行いました。現地の土壌は腐植質厚層アロフェン質黒ボク土で、腐植に富み、土壌が深いという利点がある一方、活性アルミナの問題も懸念されます。講演では、黒ボク土の特徴を踏まえ、リン酸施肥による活性アルミナ対策や、肥料による栽培環境改善の可能性について解説しました。詳細は「黒ボク土の活性アルミナ対策としてのリン酸施肥」「土壌のアルミニウムが腐植を守る」及び京都農販日誌の記事を参照ください。
JA遠州中央の白葱部会で土作りや発根促進についての話をしました
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JA遠州中央の白葱部会で、土作りと発根促進に関する講演を行いました。砂質土壌という肥料が効きにくい環境下での栽培を支援するため、葉面散布の活用事例を紹介しました。葉面散布の説明は京都農販の木村氏が行いました。前回に続き、白葱部会での講演となり、今回は土作りに焦点を当てた内容となっています。詳細な講演内容は京都農販日誌に掲載されています。秀品率向上に貢献することが期待されます。
安満遺跡公園で高槻の土についての話をしました
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高槻市の安満遺跡公園で「高槻の土を攻略する」と題して土に関するセミナーが開催され、講師が土壌の成分や形成について説明した。また、講師は前日に高槻の本山寺を訪問し、土の母岩による風化の違いを視察した。本山寺は土の教材として優れており、高槻市の環境が学習の機会を提供していることを認識した。講師は、ファームプロ社の支援を受け、高槻の土壌の特徴を把握し、農業や環境保全に役立てることを目指している。
南九州の有村青果さん主催の勉強会で肥料の話をしました
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南九州の青果農家向け勉強会で、肥料によるストレス緩和がテーマで講演が行われた。青果農家が抱えるキャベツの寒腐れやカルシウム欠乏などの課題を解決するには、作物が受ける環境ストレスを緩和することが重要とされた。乾燥ストレスを軽減するには牛糞堆肥による土作りが有効で、寒さに対する耐性を高めるには葉物野菜に低温を体験させることが挙げられた。化学肥料だけでなく有機肥料を活用し、作物がより健康的に成長できる環境を整えることが、収穫時期の調整や品質向上に効果的であると説明された。
こと京都株式会社さんで栽培にとって良い土の話をしました
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こと京都株式会社で、栽培に適した土について講演を行いました。適した土壌では、追肥の頻度が減り、管理時間が短縮されます。良質な土壌が育つと、秀品率が向上し、管理できる畑の面積が増加します。結果として、より多くの高品質な農産物が市場に出荷できます。講演では、こうした状態に近づけるための土壌改善の重要性が強調されました。
佐賀県唐津市の栽培者の方向けに肥料等の話をしました
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佐賀県唐津市のハウスミカン、ミズナ、ネギ農家向けに肥料の勉強会を実施しました。昨年も同地域で勉強会を行い、今回はその続編です。土壌分析と肥料の関係、京都農販の栽培指標である発根量に関する知見を共有しました。生育状況の確認方法や発根促進についても解説しました。昨年は塩類集積についても話しており、継続的な情報提供を通じて、栽培の改善を支援しています。
京都八幡のとらこ株式会社さんで緑肥の活用の話をしました
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京都八幡のとらこ株式会社で、社内研修として緑肥活用についての講演を行いました。これは前回の堆肥の有効活用に続く研修です。リン酸過剰土壌への緑肥の活用方法、京都市内の緑肥活用事例などを紹介しました。具体的には、過剰なリン酸を緑肥によってどのように改善していくか、そして京都市内ではどのような緑肥の活用事例があるのかを解説しました。より詳しい内容は「とらこ株式会社様で緑肥の活用についての話をさせて頂きました - 京都農販日誌」をご覧ください。